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Image by Michael Cummins
CMSC International Partner

Training Pathway
MSC講師認定プログラムについて

​MSCTM講師(MSC Teacher)とは​

米国Center for Mindful Self-Compassion(以下、CMSC)の所定の要件を満たしたうえで各種の講師養成トレーニングを修了し、MSCプログラムを実施するに相応しいとCMSCが認定した者。

経験に準じて、以下の3つのステータスがあります。

 ・Teacher-in-Training (研修中講師)

 ・Trained Teacher (講師)

 ・Certified Teacher (認定講師)​

募集中のMSC講師養成トレーニング(Step1)講座

講座への参加には応募条件を満たすことが必須となっております。以下、このページの全ての記事をお読みいただいた上で参加をご検討いただきますようお願いいたします。

MSC講師養成トレーニングに応募するための必須条件

MSC講師養成トレーニングに応募するための必須条件は以下の通りです。
下記は必須条件ですので、免除は認められません。

・少なくとも過去2年間、マインドフルネスを毎日実践していること。

・日常で継続的に瞑想の実践をしていること。

 

・日常生活での慈愛(ラビング・カインドネス)、コンパッションの実践をしていること。

 

・過去にMSC8週間コース、MSC10週間コースまたは5日間のMSC集中コースへ参加した経験があること。

 

・MSC8週間コース(または5日間集中コース)修了から講師養成トレーニング開始日までに、少なくとも6ヶ月以上の期間が空いていること。
 *これは、MSCの実践を日常的に体現し、講師養成トレーニングへ進むことが自分にとって正しい道のりかどうかをしっかり検討するための時間となります。

 

・5日間以上の講師主導のマインドフルネスを基としたサイレント・リトリート(※)に、少なくとも1回以上参加した経験があること。

東京マインドフルネスセンターでは、毎年4月下旬~5月初旬にサイレント・リトリートを開催しています。
詳しくは、東京マインドフルネスセンターのウェブサイトでご確認ください。​*

受講の前に 注意事項

・MSCへの参加から講師養成トレーニングを開始するまでに、6ヶ月以上間をあける必要があります。これは、本当に講師になりたいのかを自ら確認するため、そしてMSCの実践を自分のものとし、体現するためです(この間に講師養成トレーニングに申し込みすることは可能)。

・他のマインドフルネス・プログラムへの参加は、MSCの代替えとして認められません。

 

・MSC講師になるのに、心理臨床の専門家である必要はありません。

MSC Teacher Training (TT)

講師養成トレーニングの道のり

Step1

講師養成トレーニング​

Step1は、米国Center for Mindful Self-Compassion(CMSC)と正式なインターナショナル・パートナーシップを結んだ「東京マインドフルネスセンター」の共催で実施しています。

 

講師養成トレーニングは、6日間の対面形式または12週間のライブオンライン(LOTT)形式で提供されます。(2025年現在、日本語ではライブオンラインのLOTTのみ実施)

 

・費用
295,680円(消費税込み)

※費用については、受講者募集時に変更の可能性もありますので、最新の情報は講師養成トレーニングお申し込みページにてご確認ください。

・概要
期間:週1回を12セッション(各3時間)


合計時間:36時間LOTTでは受講生が講師トレーナーと関わる機会が増え、セッションとセッションの合間の期間にも実践や学習のプロセスを行う時間が多く持たれることで、より個人的な深いトレーニングの体験が提供されます。

Step2

講師養成プラクティカム

講師養成プラクティカムは、10週間のライブオンライン形式で提供されます。
講師養成トレーニングへの申し込み終了後に、プラクティカムへの申し込みが可能です。

 

・費用
184,030円(消費税込み)​

※費用については、受講者募集時に変更の可能性もありますので、最新の情報は講師養成トレーニングお申し込みページにてご確認ください。

 

・概要
期間:週1回を10セッション(各2時間30分)
合計時間:25時間プラクティカムはMSC講師(Trained Teacher)になるための2つ目のステップです。

2 名のMSCの認定講師 /TTP トレーナーが指導する、カリキュラムにしっかりと沿った安全なオンライン環境で、ステップ1で新たに学んだ教育スキルを実践する機会となります。

受講人数は最大16名です。

 

このプラクティカムは、毎週MSCコースの一つのセッションに焦点を当てながら進めます。受講者は、自分のクラスを教える場合と同様に、その週のセッション内容を全て教えられるように準備をして臨みます。この準備にはかなりの時間が費やされることになりますので、予めご留意ください。

 

そして、セッション内容からさまざまな実践、トピック、およびエクササイズを担当し、実際に行った後にフィードバックとディスカッションを行います。通常は一つのセッションを一人の受講者で全て担当することはなく、各セッションに付き一人一箇所の担当をしますが、セッション全体の準備はMSC講師としての貴重な学びにつながるので、プラクティカムにおいて必要不可欠な部分です。

 

プラクティカムは、受講者が新しい講師としての自分自身の伝え方・スタイルを見い出し、ステップ1の講師養成トレーニングで学んだことを実践し続ける「実習室」となります。

Step3

初回MSCコースを教えながら、Zoomコンサルテーション・セッションへ参加すること

Zoomコンサルテーション・セッションは、 5週間のライブオンライン形式で提供されます。

 

・費用
50,000円(消費税込み)

※費用については、受講者募集時に変更の可能性もありますので、最新の情報は講師養成トレーニングお申し込みページにてご確認ください。

 

・概要
5回の個別またはグループセッション(各45分):指定のコンサルテーション講師と予約する。
合計時間:3.75時間初回のMSC8週間コースを教えることになったら、特定のコンサルテーション講師と5回の個別またはグループコンサルテーションのセッションに登録する必要があります。

 

すべてのZoomコンサルテーションのセッションは同じ講師と行い、個別にセッションを予約します。コンサルテーション講師(講師トレーナーまたはMSC認定講師)がファシリテートし、1回のセッションには最大2〜3人のトレーニング中の講師(Teacher-in-training)が参加します。講師養成コースやプラクティカムとは異なり、コンサルテーションセッションの出席者は週ごとに変わるため、それぞれが教えている段階や様々な経験について知ることができます。

 

初めて8週間コースを教える前に、初回のZoomのコンサルテーション・セッションを受けることをお勧めします。その後、第1〜3週の間に2回目のセッション、リトリート前に3回目、第 6〜8週の間に4回目、そしてコースを終えた後に振り返りを行うための5回目のセッションを予約してください。

 

このステップを完了した後、MSC講師(Trained Teacher)としての資格を申請することが可能です。その際、以下の条件を満たす必要があります。


□8名以上のMSCコース参加者がいること。
□共同講師(co-teacher) またはアシスタントがいること。(例外は認められません。)
□共同講師(co-teacher) がいる場合、少なくともコースの50%を教えること。
□ MSCのカリキュラムに従い、内容の変更や翻案しないこと。

MSC講師(Trained Teacher)資格への申請

上記 Step3の最後にある4つの条件を満たし、Step1, 2, 3のステップを完了すると、MSC講師(Trained Teacher)資格に申請することができます。

 

承認されると証明書が発行され、MSCのコース・ディレクトリに正式にMSC講師(Trained Teacher)として掲載されます。


また、当サイトMSC Japan InstituteのMSC講師ディレクトリのページにも講師とMSC講師のステイタスを掲載することができます。

Center for MSC  Teacher Directory

https://centerformsc.org/pages/teacher-directory

MSC Japan Institute MSC講師ディレクトリ
https://mscjapaninstitute.wixsite.com/mscjapaninstitute/mscteachersdirectory

※記載されている金額は2024年3月現在の金額となります。社会情勢の変化などで金額が変更になる可能性があります。

講師養成コースの目的

・難しい感情に対処するためにマインドフルネスとコンパッションの実践を発展させ応用する。​

 

・セルフ・コンパッションに関する現在の基礎理論と研究について説明する。

 

・MSCの8回のグループセッションとリトリートを行う際に提示する主要なテーマと実践を明確にする。

 

・MSCコースのグループをファシリテートするために必要なスキルを育み実践する。これには瞑想のガイドのスキル、参加者一人一人の直接的な経験を通した学びの提供のスキル、およびグループの一体感を醸成するスキルが含まれる。

 

・マインドフル・セルフ・コンパッションの実践における障壁と、それを克服するためのストラテジーを明らかにする。

 

・MSCコースの参加者が課題に直面したときに、マインドフルネスを体現するあり方で実践し示す。

Image by Baim Hanif

講師養成トレーニングのためのリーディング・リスト

Image by Tom Hermans

『MSC講師になるために』
On Becoming a MSC Teacher: A Mountaineer’s Guide to Building the Resource of Mindful Self-Compassion
クリスティン・ブレーラー、スティーブ・ヒックマン、クリス・ガーマー

『マインドフル・セルフ・コンパッション プラクティスガイド』
​セルフ・コンパッションを教えたい専門家のために
クリストファー・ガーマー、クリスティン・ネフ 著
監訳/富田 拓郎 訳/山藤 奈穂子
出版社/星和書店 (2022/11/19)

『マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック』
クリスティン・ネフ、クリストファー・ガーマー著
監修, 翻訳/富田 拓郎
翻訳/大宮 宗一郎、菊地 創、高橋 りや、井口 萌娜
出版社/星和書店 (2019/10/25)

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